ワンダーファイの「数学×アート×音楽」作品が「2019アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」インタラクティブアート部門 入賞

実績/エビデンス

この記事では、2019年にワンダーファイが企画・制作した「数学×アート×音楽」作品、「Hypocycloid(ハイポサイクロイド)」が2019アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA インタラクティブアート部門に入賞したことについてお伝えいたします。
https://adaa.jp/ja/winners/winners2019.html

▼2019アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA とは福岡で、アジアから世界へ向けた知の発信

「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエータの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。このコンペティションは、高度なメディアテクノロジーを背景に論理的な思考と芸術的感性との融合を標榜し、さらにアジアの文化、風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展です。
2019年は11の国と地域から666点の作品応募があり、アジアデジタルアート大賞をはじめとする計64作品が受賞しました。

▼Hypocycloid(ハイポサイクロイド)について

ハイポサイクロイドは、数学的で無機質なインプットを、テクノロジーを通して、美しいアート・音楽としてのアウトプットに昇華させた作品です。
タブレット端末の上に、アクリル板で作られたパネルを置くことで、端末上に描かれる軌跡が、空中に、あたかもそこに存在するかのように浮かび上がります。さらに、その軌跡に音を対応させることで、美しい旋律を奏でます。

描かれる軌跡は、外円の内側を、小さな円が内接したまま回転した時に、内円上の定点が描くもの(これを「ハイポサイクロイド」と言います)。本作では、さらに、その外円を地球の自転のように軸に沿って回転させることで、3次元の軌跡が描かれるようにしています。
2つのパラメータ(内円の半径と外円の回転速度)を自由に設定することで、描かれる図形も様々に変化し、奏でられる音楽も変化していきます。
ワンダーファイは、「子どもの知的なわくわくを引き出す」というミッションを追求している会社です。学びは、本来わくわくに満ちたものであり、個々の学びは、様々な領域に接続され、広がっていく。この作品は、そんな私たちの想いを体現したものとして、製作しました。

動画はこちら https://youtu.be/d_Y1qM0m_D4

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