『ポケモンフレンズ』の問題設計プロセスが探究授業へ。全国の小中学校に2月27日より無償提供開始

パートナーワンダーファイについて

『ポケモンフレンズ』の問題設計ノウハウを、探究学習として教材化

ワンダーファイは、「世界中の子どもが本来持つ“知的なわくわく”を引き出す」というミッションのもと、10年にわたり子どもたちが夢中になって考えたくなる教材やコンテンツ開発に取り組んできました。

こうした思考力コンテンツの設計実績を背景に、ワンダーファイは2025年7月22日に全世界同時リリースされたゲーム『ポケモンフレンズ』において、開発の一部・問題提供を担当しました。同作には、知育アプリ『シンクシンク』を基にした「ひらめき問題」が1,200問以上収録されています。

近年の小中学校では、「総合的な学習の時間」を中心に、子どもたちが自ら問いを立て、試行錯誤しながら学びを深める「探究的な学び(探究学習)」が重視されています。文部科学省の学習指導要領においても、各教科で育成する資質・能力と結びつけながら、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」を育むことが示されています。

こうした教育的背景を受け、このたび『ポケモンフレンズ』のゲーム開発のポイントを題材に、算数の学習内容をゲームとして設計するプロセスを体験できる、小中学校向け探究学習プログラム「算数が楽しくなるゲームを考える探究プログラム」が開発されました。

本プログラムは、株式会社COMPASSおよび株式会社小学館集英社プロダクションが株式会社ポケモンと連携して共同開発したものです。ワンダーファイは『ポケモンフレンズ』における問題設計を担った専門チームとして、本プログラムの開発・制作に協力しました。

『算数が楽しくなるゲームを考える探究プログラム』概要

本プログラムは、『ポケモンフレンズ』のゲーム開発のポイントを題材に、算数の学習内容をゲームとして考える方法を学び、実際に自分でゲームを考えるプロセスを体験する探究学習プログラムです。取り組み方を工夫することで、考えることの楽しさに気付き、日々の学習に取り組む姿勢を育みます。

また、教科単元に紐づいており、通常の授業の中で活用しやすい点も特長です。小学校1年生算数の「かたちあそび」から、小学校6年生の「線対称と点対称」まで、学習指導要領に対応した単元と連動し、思考・判断・表現力を育むプロセスを実践できる探究学習を提供します。

※内容とデザインは変更となる場合がございます。
プログラム名算数が楽しくなるゲームを考える 探究プログラム(株式会社ポケモン)
プログラム概要ポケモンフレンズのゲーム開発のポイントを学び、「考えることの楽しさ」に触れる身の回りの図形を題材にしたゲームづくりを通して、算数と日常生活とのつながりに気付き、算数への興味・関心を高める
対象学年・教科・単元小1算数:かたちあそび(立体図形)小2算数:長方形、正方形、直角三角形小3算数:二等辺三角形、正三角形小4算数:垂直、平行と四角形小5算数:角柱と円柱小6算数:線対称と点対称

利用申し込みについて

  • 申し込み期間: 2026年2月27日~2026年8月31日

  • 対象者: 全国の小中学校の先生
  • 申し込み可能学年: 小学校1年生~中学校3年生
  • 費用: 無償
  • 申し込み:
下記プログラム一覧ページより、プログラムを選択のうえ、申し込みフォームからご利用をお申し込みください。https://sparke.jp/contents/pokemon
  • 申し込みについてのお問い合わせ先:COMPASS探究学習プログラム担当 info@compass-e.com

ワンダーファイ代表 川島 慶コメント

私たちはこれまで、「考えるって、楽しい!」という体験を世界中の子どもたちに届けたいという思いで、思考力が育つ教材やコンテンツを開発してきました。

今回、株式会社ポケモン、ならびに株式会社COMPASSおよび株式会社小学館集英社プロダクションと共に取り組んだ本プログラムは、ワンダーファイにとっても初となる探究学習教材への挑戦です。開発にあたっては、改めて「探究とは何か」という本質を見つめ直す重要な機会にもなりました。

私たちは、探究とは「分からなさに向き合うこと」だと捉えています。その考え方を軸に、本教材では、子どもたちが知的にわくわくすることを大切にしながら、コンテンツの設計を行いました。

算数の学びをベースとしながらも、本プロジェクトの裏テーマは「面白いとは何か」という問いです。題材が身近であるほど、興味や問いは自然と生まれやすくなります。そこで、学校や日常にあるものをテーマに、「面白いゲームを考えてみよう」という設定を採用しました。本教材が、多くの学校現場における探究的な学びのきっかけとなれば幸いです。

ワンダーファイ株式会社 代表。1985年神奈川県生まれ。栄光学園中学校・高等学校卒業。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。 花まる学習会を経て2014年にワンダーファイを設立。世界150カ国350万ユーザーが利用する思考力育成アプリ『シンクシンク』、STEAM教育領域の通信教育『ワンダーボックス』を開発。Google Play Awardsなど世界的な受賞多数。「算数オリンピック」の問題制作や東京大学非常勤講師も歴任する。2025年7月リリースの『ポケモンフレンズ』にて教育監修・問題設計を担当。著書に『自分の頭で考える子に育つ 学ぶ力の伸ばし方』など。